第四話 Reverse Memory
壁を壊した爆炎は、
蒼。
ん? チャンスかピンチか俺は知らん。
リベンジついでの任務に変更するだけだ。
にしても、やけに強そうに見えるんだけど? 何だろ、見た事……在る?
と、
シグマ「任務、同時遂行だ」
っと、教官?
……って骸魔女が居るって事か!?
直感、左から三番目。っつーか女アイツだけじゃねぇか。
手柄欲しさに何十人もが骸魔女に飛び込む。
馬鹿。
クスリと骸魔女が笑う。
爆炎に呑まれその数十人が消えて逝く。
黒西麗華。名前が浮かぶ。そうだ、アイツは黒西麗華。
んでもって俺に問おう、
『何で解った?』
俺が自問自答する暇も無く俺へと飛びかかってくる男、
名前?
有川将也。
将也「A.T.フィールド、展開」
橙色の六角形、盾、否、壁。
知ってる、コレが何かを。俺は知ってる、全部。
発動、魔神ノ右腕。
壁ごと吹き飛ばす。
その橙色の壁は全てを拒むらしいが、なんら問題ない。
俺の右腕は、その全てを無視して壊す。
故に、
魔神。
続いて飛び来るは黒木宵。
来いよ、例のモノごと吹き飛ばしてやる!
大気の剣が俺を襲う、
遅い、っつーかジャマ。
一発、また吹き飛ばす。
其処に教官が飛びかかる。え、此処で教官出るか。
骸魔女が――麗華が――立ちふさがり、教官と対峙する。
シグマ「見つけたぞ、骸魔女っっ!」
アレ、いつでも冷静沈着、氷の男がキャッチコピーの教官が殺る気マンマン?
あ、でも任務としては捕獲なんだっけ。
と、
「……昨日の奴か」
えーっと、半日ぶり位?
見つけたぜ、蒼炎の男、
八月一日凌!!
前へ/戻る/次へ