第四話 地の果てに在る冥府の川


夜奴「……何だ……コレは……!」

再び依頼をこなし帰ってきた夜奴の目の前には、


血の海の真ん中に居るバータ。


???「手こずらせてくれちゃったわね。」
声のした方を向くと、



黒いドレスを着た、女。


夜奴「……貴様、何者だッ!」
イセリア「イセリア・クイーン。それ以上でもそれ以下でもないわ。
     貴方のお義父様は、蘇らせようとしたの。だから、死んで貰ったわ。」


夜奴「ウワァァァァァ!!」

黒い剣が、彼女の手に現れた剣と交差する。

イセリア「あらあら、せっかちさんね。」
夜奴「よくも親父をォォォォ!」


所詮養父でしょう、とイセリアが呟くと、
夜奴が遂に何かを超える。

夜奴「レイプト・コムト!」

その手に現れたのは、
別次元で剣を振るう断罪者と同じ、


水晶の如き、透明で、それでいて見える、大剣。


イセリア「その技は……。でもね?」


刹那、イセリアの姿が消える、



悠斗「ソレじゃ俺には勝てないさ。」
黒いコートを羽織った男の剣が、夜奴を貫いた。
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