モノローグ 紅い果実


 一難去ってまた一難、とはよく言った物だ。
 全てのアンデットを統治する存在、キング・オブ・イモータルが封印され、それからたったの一ヶ月。


 そのたったの一ヶ月で、再び世界は脅威に包まれる。
 突然現れた機械の兵士。腕に奇妙な筒を着けたような物もいれば、光によって物質を切断する剣を持つ物もいる。
 未知としか表せないその力に、人々はアンデットが居た時と同じように逃げまどった。


 そして恐怖は加速する。
 何の原理を使っているのか、それすらも解らないがただ宙に存在する旧文明の遺産、太陽都市。
 その中に機械達は侵入し、旧文明の遺産を復活させた。


 放たれる閃光は地上を焦土とかし、人々は地下に逃げ込む。
 それは本来あってはいけない世界。この世界に居ては行けない存在が介入した、世界。
 そして、その可能性を具現化してしまった世界。


 そんな何処かで、アンデットの王を封じた男が再び立つ。
 太陽銃ガン・デル・ソルを携えたヴァンパイアハンター、紅のリンゴ。
 彼が再び戦いに身を投じると同時に、世界は奇妙な歯車を回し始める。
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